インターネットバンキング、
クレジットカードの不正利用。
ウイルス感染やフィッシング詐欺により、個人・組織から情報を盗み取り、
本人になりすました不正送金や不正利用が多発しており、
2015年の被害総額は、約30億円といわれています。※警視庁調べ
標的型攻撃による情報流出。
メールやウェブサイトを利用して、ウイルスに感染させ、感染したパソコンを
遠隔操作することで、組織や机上の機密情報を窃取する事件があとをたちません。
2015年には、日本年金機構で初の情報流出事件が起こり、大きな問題となりました。
企業の大小に関わらず、情報流出への対策は大きな課題となっています。
主な情報流出事件 ※Wikipedia参考
2012年03月22日 株式会社ベクター 約26万件
2013年05月17日 Yahoo! JAPAN 最大2200万件
2014年11月25日 ソニー・ピクチャーズ 4万7000件
2015年06月01日 日本年金機構 125万件
知っていますか?
年間、1億4千万の新種マルウェアが発生しています。
セキュリティ製品の評価などを手がける「AV-TEST」社の調査によると、
2015年の1年間で、実に1億4千万を超えるマルウェアが新たに見つかっています。
1日換算で38万種以上増えるマルウェアへの対策は、容易ではありません。
ウイルスによるネットワークリスクを回避するには…
「出入口」と「パソコン内部」の両方を守る
ウイルスの脅威からパソコンを守るには、パソコンへの対策だけでなく、
出入口となる「ルーター」への対策も重要となってきます。
「パソコン」と「ルーター」への対策を行うことで、より厳重な対策となり、
「ルーター」を守ることで、パソコンだけでなく、複合機などの情報端末も
守ることができます。
パソコンに忍び寄る「脅威」から守る
ファイル共有ソフトや、インスタントメッセンジャーは、
別名グレーツールと呼ばれ、ネットワークリスクの脅威となり得る存在です。
ウイルス感染の根源となるグレーツールの使用を制御することで、
ネットワークリスクの脅威は、より抑えられると言えるでしょう。
USB・外部端末からの侵入から守る
USBメモリは、利便性が高い反面、ウイルスの媒体になり得ます。
USBメモリを接続した瞬間にウイルススキャンを行い、
侵入経路をブロックすることができれば、安全性は高まるでしょう。
また、USBメモリだけでなく、ウイルスに感染している可能性のある
外部のパソコンにも注意が必要です。
セキュリティ対策を行っていないパソコンは、ネットワークへの接続を
ブロックする必要があります。